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2012年5月16日水曜日

CakePHP2.0の翻訳作業環境を構築する

CakePHP2.0系のドキュメントの日本語への翻訳作業が危機的状況にあるらしいので、 この記事を参考にしながらひとまず翻訳作業をするための環境をMac + brewで作ってみました。

私の環境では紹介されていた手順の他にsphinxcontrib-phpdomainのインストールが必要でした。またbrewでインストールしたpythonのeasy_installを使えるようにするまでに少し嵌りました。

作業の流れ

  • pythonのインストール
  • pipのインストール
  • sphinxのインストール

pythonのインストール

まず、pythonをインストールします。この記事を執筆時点では2.7.3がインストールされました。

$brew install python
インストールがうまくいっているかどうかを確認するために次のコマンドを実行します。
$which python
/usr/local/bin/python
$python --version
Python 2.7.3

となっていればOKです。whichコマンドの結果が/usr/bin/pythonだった場合、Macにはじめからインストーされているpythonが参照されているので.bash_profileを編集して/usr/local/binにPATHを通して下さい。

pipのインストール

次にeasy_installを使ってpipをインストールします。私の環境ではそのままeasy_installコマンドを実行するとMacにあらかじめ入っている2.4系のpythonのeasy_installが起動しました。brewでインストールしたpythonのeasy_installを使うために、~/.bash_profileを編集してusr/local/share/pythonにPATHを通しました。

export PATH=/usr/local/share/python:$PATH

ここまででくればあとは、

$easy_install pip
$pip install sphinx
$pip install sphinxcontrib-phpdomain

とコマンドを実行してCakePHPのドキュメントをmakeできる環境の完成です。

まとめ

とりあえず、ビューのあたりでも翻訳作業をしてみようかなと思ってます。作業がかぶってる人がいたらツイッター等で連絡をもらえるとありがたいです。